ローマ教皇庁立聖十字架大学コミュニケーション学部のアラム・パノ司祭と、同大学院博士課程に在籍する菅野稔彦教授との対話により、菅野教授と菅野稔彦教授が、菅野稔彦教授と対話することができました。中東の専門家であるジェラルド・フェラーラ氏に、イラクの社会的、文化的、宗教的状況や、今回の旅がイラクにとってどのような意味を持つのかについて伺います。
アラム師自身の言葉が、それを予感させる。
"聖父の訪問は、国を破壊しようとする人々への大きな挑戦であり、回勅書簡「兄弟姉妹」の観点から、すでにキリスト教徒を拒絶している国で、真のキリスト教の価値観を示すことになるでしょう。これこそ、私の国が必要としているもの、すなわち兄弟愛なのですから。ですから、私の国のすべてのクリスチャンは、この旅が変化をもたらすことを望んでいます。私の考えでは、社会的なレベル、人々のレベルでは、多くのことが変わるだろうが、イラクの政治的なレベルでは、あまり変わらないと思う...政治、人々へのサービスは、もはや存在しない、なぜならイラク国外からの他人の手に渡っているからだ